【お役立ち】今さら聞けない?D2Cとは?
D2C(消費者直接取引)はDirect to Consumerの略です。
中間流通業者を通さずに、自社のECサイトやSNSを通じて商品を顧客に直接販売することを指します。また、商品を企画・開発する段階で、顧客の意見や要望を取り入れ、独自性の高い商品が作つくれることで、よりマーケティング要件を最初の段階から取り入れやすい利点があります。新進気鋭のユーザーを惹きつけているインディペンデントブランドも数多く参入してきています。主にミレニアル世代とZ世代がターゲットになっていましたが、コロナ禍の影響で全世代へとニーズが拡充してきてり、この流れはもっと加速していくと予想できます。
★★★メリット★★★
顧客との接点が増える
小売店経由での商品販売よりも顧客情報を蓄積しやすく、顧客に合わせたサービスを短時間で提供できる。
低価格の実現
仲介業者をはさまないため、マージンを最小限に抑える仕組みづくりが可能に。実店舗も多く持つ必要がなく、家賃や初期費用を抑えることができる。デリバリーや、オンラインメインのゴーストショップなども時代の変化と共に急増しチャンスや可能性、マーケットが拡充し続けている。
★★★デメリット★★★
中間流通業者が負担していたリスクを自分たちが取ることになる。出荷作業や顧客データのプライバシーなどの知識をつける必要がある。また、ビジネスが軌道にのるまでに時間がかかることを念頭に置きましょう。はじめは露出も少なく、SNSやオンラインコンテンツでの発信などで認知拡大を図らなくてはならない。特に初期段階では、知名度向上と合わせて販促活動によるノウハウの蓄積が重要だと言えます。競合が沢山できてしまった場合は、中長期的なブランディング施策も視野に入れていく必要も出てきます。こういったフローからお分かりのように、多岐に渡る総合的なスキルを持ち合わせたチーム体制とそれを統括し管理することができるマネジメント力も大切になってきます。
★★★D2Cの商材の種類★★★
寝具
アプリやチェットボットを駆使し、睡眠全般に関する情報で顧客とつながることを重視
化粧品
化粧品はデザイン性が華やかなことが多く、SNSやインフルエンサーを活用した戦略が多い
健康食品
1人1人にあった商品を提供するため、Web診断の活用定期注文でユーザーが注文する手間を省くサブスク要素を取り入れることが多い
★★★D2Cの企業トップ10★★★
詳しくはこちらの参考サイトをご覧ください。
★★★D2Cを成功させるためのトレンド機能★★★
チャットボット
お客様サポート、注文に使用される
Instagramのショッピング機能
顧客が「欲しい」と思ってから購入まで促すパルス消費に有効
AR機能
店舗に来れない顧客にもオンラインでショッピングができる
インスタライブでユーザーの生の声を聞く
SNSで商品開発案をフォロワーから募集
★★★D2Cを成功させるための施策★★★
ミレニアル世代とZ世代をターゲットとした場合の施策。
・何を買うかよりもなぜ買うのか
・環境に配慮した素材を使ったスニーカー
・未来のテクノロジーを使った自動車
・糖質がカットされた清涼飲料水
商品ではなく体験やライフスタイルを提供
・寝具+快適な睡眠サポート
・健康食品+定期便で継続をサポート
オンラウンドメディアを充実させる
・SNSや自社ブログから顧客に有益な情報やコンテンツを発信し、ブランドに好感を持ってもらう。
SNSでのシェア欲をくすぐる
・写真映えするプロダクトデザイン
・SNSへ投稿したくなるようなイベント体験
・所有することがステータスになるような企画(〇〇ポーズ、#〇〇〇〇)