制作に関わる、プロジェクトチーム全員に
大切にしていただきたいことがあります。
それは、「自分が納得しているか」です。
たまにいらっしゃるのが、
「制作についてはよく分からないので、
制作会社さんが出してくるもので、まあいいか。」
「何か違う気がするけど、まあいいか」
というクライアント担当者様です。
何となくつくっていると、
上司や周りの人々に「どこが良いのか」「何を狙っているのか」を
説明することができません。
最悪の場合、制作の終盤で社長に見せて、
プロジェクトが白紙に戻る可能性も出てきます。
ですから、何となくつくるのではなく、
ぜひ自分がいいと思うものをつくってください。
自分の意思が入っている制作物は、
他人へのプレゼンテーションもしやすくなります。
自分の考えを表に出すだけでいいのですから。
制作過程で生まれる意見の相違や衝突は、
まとめるのが大変なこともあります。
ですが、これは制作物のレベルを上げるために大切なプロセスです。
案を決定するときは冷静にアイデアを見て、
目的達成にもっとも適しているかどうかを見極め、判断しましょう。
正しい過程を踏むことで、ベストの制作物を目指すことができます。
制作過程の道のりで苦労して、良い制作物を目指すか、
制作過程は何となくつくって、後で上司に怒られる、
もしくは目的を達成できない制作物になってしまうか。
楽できるなら、それに越したことはないですが、
まずは目的達成を目指した制作ができるように
チームで頑張っていきましょう。