Chapter 2

雰囲気は、社員以外からも出ている(2/3)

ブランドはモノからつくられる?

バブル世代から今の団塊ジュニア世代は、
ブランド物の価値が特に高かったのではないでしょうか。
そもそも、日本人はブランドが大好きです。
ファッションや家電など、商品ブランドはもちろんですが、
就職する際の「大手」や「知ってる名前」という企業のブランドも好きですね。

そもそもブランドは、
同じカテゴリー内の競合と区別するためにあり、
商品やサービス、企業の印象=ブランド(イメージ)になります。

ブランドができ上がるまでには、
該当する商品や企業の周りにある、
人・モノ・事が関係してきます。
ブランディングを意識的に取り組もうが、
無意識のうちにブランドができていようが、
どちらにしてもこの3要素からブランドは成り立っています。

たとえば、有名な超高級ホテルでは、
働くスタッフの対応(=人)も、内装やインテリア(=モノ)も、
様々なサービス(=事)も、
すべてがきめ細やかで、洗練されているかもしれません。
世界中で人気の遊園地も、携帯電話の各キャリアも、
どの商品、サービス、企業をとっても
人・モノ・事が作用して、
ブランドをつくり出しています。

中でも、一番多い要素は目に入ってくる「モノ」。
店内や社内、展示会の内装、ウェブサイトにパンフレット、
パッケージ、販促ツールなども目から受け取る情報です。

人は、時代に合ったモノを見ると、安心します。
「最新」「新発売」「今話題の」という言葉に
敏感なことからも分かるように、
時代の一歩先のモノなら、優位性を感じるかもしれません。

さらに、モノに統一感を持たせれば、強く印象に残すことも可能です。
ロゴマークやキャラクターは繰り返し使っていくことで、
ブランディングに有効に作用します。

もちろん、モノだけでブランドを構築することはできません。
人と事が悪ければ、それまでです。
ただ、モノが大きくブランドイメージに影響することは
ぜひご理解いただければと思います。

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