雰囲気は、社員以外からも出ている(1/3)
人もモノも見た目が9割?
先日、元銀行員の方が書いた本を読んだのですが、
銀行がお金を貸す判断をする際、
「見た目」はかなり大きなポイントなのだそうです。
私たちが日常で商品を買うときも、
同じ中身と値段なら、気に入ったデザインの方を手に取るでしょう。
商品も、会社も、人も、
初めてコンタクトする際は、印象が関係しています。
だからこそ、「ブランディング」への取り組みが重要視されてきているのです。
中身が良ければ、その良さは
おのずと外身に出てくるもの、だといいのですが、
その見せ方がうまくいっていない企業がたくさんあります。
その理由のひとつは、立場の違いです。
つくり手が思っている長所と、
受け手(消費者や取引先)が欲しいと思える商品特長が
異なることがあるのです。
つくり手が
「自慢の商品なんだから、特長を全面的に打ち出すだけで売れる!
デザインなんて凝ったものはいらない」
と思っていても、受け手はやっぱり
かっこいいもの、かわいもの、丈夫そうなもの、簡単そうなもの…
自分に利益があるものが欲しい。
その利益が分かりやすく伝わってくるものを求めています。
めっきははがれてしまいますが、
内側からあふれ出すものは、輝きが違います。
その輝きを、よりはっきりと、一番魅力的に見える角度で見せるのが、
クリエイティブの力です。
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